少彦名– tag –
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河内国大県郡の天湯川田神社と鳥取連
『延喜式』神名帳の河内国大県郡に、天湯川田神社と宿奈川田神社がみえ、2社ともに、大阪府柏原市高井田に鎮座します。 天湯川田神社は、大和川に突き出た低い丘陵の突端にあります。 山間部から河内の平野部へ流れ出る谷口にあたり、また、石川との合流地... -
久延毘古後裔氏族
大和国城上郡の式内社である、神坐日向(みわにいますひむかい)神社は、大神神社の摂社として、本社の南西、御子森(みこのもり)とよばれる微高地に鎮座します。 『大三輪社勘文』(1712年成立)の引用する、『大神崇秘書』(1119年、従七位上山田首積善... -
少名毘古那神と久延毘古
『記』によると、 大国主神が、 出雲の御大(みほ)の御前(みさき)にいた時、 鵝の皮を着た神が、ガガイモの莢の舟に乗って顕れました。 誰も知らない神でしたので、 多邇具久(ヒキガエル)の勧めに従って、 久延毘古(くえびこ)に聞くと、 神産巣日御... -
三輪山の神の変遷
三輪山西麓、奈良県桜井市三輪に鎮座する大神神社は、『延喜式』神名帳に「大神大物主神社」と記され、大和国城上郡の名神大社となっています。 『記』『紀』に、三輪山の神として次の4神がみえます。 ①少子部蜾蠃の雷神『紀』雄略②大物主神『記』崇神・『... -
大己貴と少彦名
『記』『紀』に、大己貴・少彦名の2神をめぐる三輪山の神についての記述がみえます。 『記』によると、共に国作りをしてきた少名毘古那神が常世に渡り、大国主神が途方に暮れていると、海を照らして神が現れ、次のように言います。 能く我が前を治めば、吾...
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