飯豊皇女– category –
清寧の没後、大王が不在となった時期に朝政を行ったという飯豊皇女の系譜と神婚について探ります。
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飯豊皇女の系譜と倭直
清寧の後継として、 市辺押磐皇子の2王子が播磨で発見され、 弟、兄の順で即位します。(顕宗・仁賢) 『記』『紀』において、時系列に若干の異同はありますが、 (2王子発見の時期が、『紀』では清寧朝、『記』では清寧没後) 清寧の没後、顕宗の即位ま... -
葛木坐火雷神社
葛木坐火雷神社は、 奈良県葛城市笛吹に鎮座し、笛吹神社とよばれます。 『延喜式』神名帳の大和国忍海郡にみえる、葛木坐火雷神社二座は、 名神大社として、月次・相嘗の幣帛に与っていましたが、 その後沿革が不明となり、 平安後期から、 『奥義抄』『... -
飯豊皇女の神婚
飯豊皇女の朝政について、『記』は、次のように記します。 此の天皇は、皇后無く、亦、御子も無し。 故、御名代に白髪部を定めき。 故、天皇の崩りましし後に、天の下を治むべき王無し。 是に、日継知らさむ王を問ひて、 市辺忍歯別王...
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