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三輪山の神の変遷
三輪山西麓、奈良県桜井市三輪に鎮座する大神神社は、『延喜式』神名帳に「大神大物主神社」と記され、大和国城上郡の名神大社となっています。 『記』『紀』に、三輪山の神として次の4神がみえます。 ①少子部蜾蠃の雷神『紀』雄略②大物主神『記』崇神・『... -
大己貴と少彦名
『記』『紀』に、大己貴・少彦名の2神をめぐる三輪山の神についての記述がみえます。 『記』によると、共に国作りをしてきた少名毘古那神が常世に渡り、大国主神が途方に暮れていると、海を照らして神が現れ、次のように言います。 能く我が前を治めば、吾... -
国譲り神話のタケミカヅチ・フツヌシ
高天原の神、タカミムスヒの命令により、フツヌシとタケミカヅチが出雲に降下して、大己貴神に国譲りをさせたことが、『紀』神代紀第9段本文にみえます。 『紀』神代紀第9段の異伝(一書第1・一書第2)では、指令神が、天照大神(一書第1)、天神(一...
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